徒然なるままに-023

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認知症の介護

                  北海道新聞  2013年(平成25年)5月26日(日曜日) 転載
    介護者を味方と印象付け、低い目線で手助けの意志伝えて

                  砂川市立病院精神神経科部長 内海 久美子さん

        (19日、札幌市中央区での講演会「認知症のいまを学ぼう-支えあう地域づくりのために」より)

  2006年、介護疲れと生活苦から、50代の男性が認知症の86歳の母を
殺す事件がありました。母の徘徊がひどくなって退職し、デイケア代や家賃
も払えなくなった末の心中でした。  
 道内でも北見で4月、介護疲れから80代の妻が夫を殺す事件がありました。
家族や施設職員による高齢者への虐待も増えています。虐待の背景に、認
知症があるのが実態です。 
 認知症は病気ではなく状態です。全国に400万人いるといわれています。
認知症の原因で多いのは、脳が縮むアルツハイマー病で5~6割を占めてい
ます。
 脳が縮んでいる様子はMRIという磁気共鳴画像装置で分かります。脳の働
いていない部分が分かるスペクトという最新の検査機器もあります。進行を遅
らせる薬もありますから、治療は早めにした方がいい。
 アルツハイマー病になりやすいのは、高血圧、高脂血症や肥満の人。カロリ
ーを過剰摂取すると3倍かかりやすくなるといわれています。予防には野菜、
魚、果物をとること。運動も脳が活発になるので効果的です。社会的な交流
活動も大切。歩きながら見つけた花の名を調べるなど、長続きする趣味がお
勧めです。
 認知症の症状には、幻覚、暴言、攻撃的な行動などがあります。通帳を盗
られたという妄想は、盗まれないよう分かりにくい場所にしまい直したことが
原因である場合が多い。移動したのを忘れても、前の保管場所は覚えている。
わたしたちならどこへ移したのかと考えますが、判断力が落ちているために、
嫁や夫が盗んだと疑うのです。
 そんな時、決して否定しないでください。否定すると、信じてくれないことに腹
を立て、介護者が敵になってしまう。味方だと印象付けるのが大切です。「大
変だ」と共感し、探すふりをしてください。そして「疲れたからひと休みしましょう」
と言えば、そのうち何を捜していたか忘れます。
 「母に会いに行く」と言われても「死んじゃった」と言うのではなく、「明日にしよ
う」と答えてください。明日になれば忘れています。介護はぎくしゃくしないことが
大切。愛のあるうそは許されます。
 認知症になると、思うことが伝えられず、誰でもイライラします。怒られて尊巌
が傷つけられれば、時に拳が上がる。その時はまず介護者が落ち着いてくださ
い。大声には小声で話し、視線の高さを相手より下にしてください。動物的本能
で、相手の目線が上にあると攻撃的になってしまうのです。ゆったりした低いトー
ンの口調で、「どうして怒っているの」と話しかけ、何でも手助けするという意思
を伝えてください。
 認知症の人にしたら、分からないことの連続です。家事や仕事の失敗が増え
て自信がなくなる。今がいつでどういう状況かも分からなくなり、不安と混乱でい
っぱいなのです。
 子供のしつけとは違う。叱ってはいけません。汚したパンツをたんすに隠して
いても、「まだ恥ずかしいと思えたんだ」と前向きにとらえてほしい。
 どんなに症状が重くなっても、感情は豊かなままです。五感も残っていますか
ら、スキンシップを大切に、手を握ったり、背中をさすってあげてください。
 砂川では10年、認知症患者と家族を支援するボランティア団体「ぽっけ」が設
立されました。医療機関の受診時の付き添いや、家族が忙しい時の見守りなど
をしています。家族を救うことが認知症の人を救うことになります。各地にある町
内会組織が、ぽっけのように、患者と家族を支えるネットワークの第一歩になる
と期待しています。
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 うつみ・くみこ 55年、旭川市生まれ。札医大卒。96年に砂川市立病院に赴任し、
04年に精神神経科、神経内科、脳神経外科の科合同の「もの忘れ急患伝門外来」
を開設。10年から同病院の認知症疾患医療センター長を務める。57歳。
by oss023 | 2013-06-27 10:46 | 医療 | Comments(0)

黒い花びら(ペチュニア)

黒い花びら

♭静かに散った♪

昨日ホーマックに行ったら真っ黒い花が目に付いた。
たいした「きれい!」と感動するほどでもないが、こんな
花があってもいいかなと簡単に買ってしまった。
この画像で見るより、実際にはもっともっと黒く見える。
♪「人生色々 花の色も色々」  いいじゃない。
水原弘の「黒い花びら」が流行ったのは私の青春時代であった!
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by oss023 | 2013-06-25 14:34 | | Comments(0)


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